黒い服の心理。黒はかっこいいけど、他人に威圧感を与える色。

黒い服は無難と思っていた。

何にでもあわせやすい色。

そしてかっこいい色。

似合いたい憧れの色だったと思う。

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色というものに興味が出て、たくさん色彩の本を買っていた頃がある。

黒は確かにかっこいいけれど、心から似合う人は少ないと今は思う。

若い頃、黒ばかりを好んでいた自分は、弱い自分を強く見せたかったんだと思う。

あと、本当は女性的なのに、男性的かっこよさに憧れていた。

お世辞にも華奢とは言えなかったので、痩せて見える色を着たかったのもあるかもしれない。

そして心は閉塞的だったと思う。

黒は他人から見ると重い色だ。

喪服の方々が集まっている時、そこには迂闊に入って行けない雰囲気が出ている。

普段から黒ばかり着ていた頃、近寄りがたい雰囲気に憧れていたのかもしれない。

普段の生活の中で、黒を選ぶ時、少し意識しなければいけないと思う。

重くて堅い雰囲気になってしまうから。

黒を着ることで力がもらえて強くなれることもあるから、何かの決断の時には良いかもしれない。

人と打ち解けたい、仲良くなりたい、そんな時に全身黒ばかりだと、笑顔を心掛けていても無意識に威圧感を与えてしまうこともあるので注意したい。

色は無意識に目の中に情報として飛び込んでくる。

その中でも黒は強い色。そして暗い色。

好きな色を纏っているのが一番心地いい。それが黒だった時は私には黒が必要だったんだろうな。

全身黒ばかり身に付けていた過去に比べたら、今の私はもっとコミカルで気楽だ。

似合う似合わないとは別のところで、今は守ることより、さらけ出して生きることに憧れがあるのかもしれない。

時間はかかったけれど、様々な色の服を着られるようになった今はとても楽しい。



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