ファッションにおける白と黒の重量と体積と季節の関係。黒は痩せて見えるが体重を重く見せる色。
同じ体積の丸い玉があって、白と黒だったら、どう感じるか考えてみれば、
それはファッションにも同じような効果がある。
迷ったら黒!ってなりがちだからこそ考えたい、知っておきたい。
ファッションにおける白と黒の重量と体積と季節の関係
同じ体積の白と黒の○●。
黒の●の方が小さく見える。錯覚で。
そして、白の○の方が大きく見える。
重さ、重量として考えた時には、
黒の●の方が重そうに感じ、白の○の方が軽そうに感じる。
黒の●が水に沈んでいきそうな感じに見えるのに、白の○は水に浮いていそうな、そんな感じ。
ファッションにおいての白と黒を考えたい。
黒は痩せて見える効果は高い。だけど、重そうに見えるのだ。
だから、全身黒の人がいると、ズシンズシンという感じに見える。
ふわふわと軽そうには見えない。
反対に白は膨張色で、太って見える。だけど、とても印象が軽い。
体積的には黒よりは太く見えても、中身は軽そうに見えるという印象。
この間、太ったおばあちゃんが上下白の着こなしをしていてすごく素敵だったんだけど、太っている人にも着こなしによっては上下白はとてもハマると思った。
季節にあわせた服装という意味でも初夏に白は良いし、何より、もしあのおばあちゃんが同じ形の服だけど全身黒だったら、どすーんと重く重苦しく見えてきっと目にはとまらなかったと思うのだ。
体積は多少小さく見えたかもしれないが、体重がより重そうに見えると思う。
重そう、は冬にはハマる。
実際重量が重い服の方が温かい。黒は熱を吸収するので白よりも温かい。なので秋冬にはその重さが似合う。
白の服は光を反射させる。熱も発散させるので黒よりこもらない。涼しく感じやすい、春夏にはぴったりなのだ。
白は太って見えるからと避けていると意外と損をしているかもしれない。
それは数年前までの私だ。黒信者だったし、自分に白が似合うとは思わなかったから。
それはただ単に思い込みだった。
鏡の前で悪くなければ、その色を纏って出歩いてみる。
心まで軽い気持ちになれそうな自分がいる。
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